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2019/12/24
偽ドメインの見分け方
フィッシングサイト等で利用される偽のドメインの簡単な見分け方について
ドメインとは、インターネット上で利用されるPCやネットワークを一意に識別する文字列で、そのドメインがわかればそのPCやネットワークにたどり着ける電話番号の様なもので、世界で一つしか存在しない文字列です。
例えばyahoo.co.jpは日本のYahoo! JAPANが取得しているドメインで、Yahoo以外利用できないと思ってください。(アメリカのyahoo.comはアメリカのYahoo!が取得している別のドメイン)
そしてドメインで利用できる文字列は日本語ドメインと言う特殊な場合を除いて、英数字とハイフン(-)のみとなります。
そしてピリオド(.)はドメインとしては利用不可ですが、ドメインの前に文字列+ピリオド(.)を付けるとサブドメインと言うものとして利用でき、この部分はドメインの取得者が好きに付けることができます。
例えばYahoo!のトップページはyahoo.co.jpですが、Yahoo!のニュースのサイトだとnews.yahoo.co.jp、天気予報だとweather.yahoo.co.jpと言って様にYahoo! JAPANが自由に付けることが可能です。
つまり、〇〇〇.Yahoo.co.jpはYahoo!の正規なドメイン(url)の範囲内です。
ですが、前出に書いたドメインに利用できる文字を使えば、news-yahoo.co.jpとかweather-yahoo.co.jp、あるいはnewsyahoo.co.jpとかweatheryahoo.co.jpと言うドメインをYahoo! JAPANに関係なく取得できます。Yahoo.co.jpとは別のドメインになるのでたぶんYahoo!とは無関係なドメインとみなしてOKです。フィッシングサイトはこの様な似た文字列のドメインを利用し、ほぼ同じデザインで運営したりしているので注意が必要です。
乱暴な書き方ですが…
news.yahoo.co.jp ← 本物
weather.yahoo.co.jp ← 本物
〇〇〇.Yahoo.co.jp ← 本物
news-yahoo.o.jp ← 偽物
weather-yahoo.co.jp ← 偽物
newsyahoo.co.jp ← 偽物
weatheryahoo.co.jp ← 偽物
と言う風な感じかと
余計なことですが、世界の大半の国のYahoo!はアメリカのYahoo!のサブドメインとして運営されていたりします。(ex. イギリス:uk.yahoo.com、フランス:fr.yahoo.com、ドイツ:de.yahoo.com)
不明な点はサービスセンターまでお問い合わせください。