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4K・8K対応について

黒潮町のケーブルテレビ(IWK TV)では、4K・8Kの対応はサービス向上の観点から必要だと考えていますが、現状設備では前出の高い周波数等への対応がとれておらず、センター設備及び各加入者宅の機器(V-ONU)の大規模な改修が必要となる事から現時点では対応出来ません。

以下を参考にしていただき、お客様が個別でお近くの電気店にご相談くださいますようお願いします。

現状放送されているあるいは今後放送予定のある4K・8K放送に関して下記にまとめます。

解像度電波の偏波形式有料・無料放送開始日IF周波数
右旋左旋
BS4KBS朝日無料2018/12/11164.56MHz
BSテレ東
BS日テレ2019/9/1
HNK BS-2018/12/11356.36MHz
BS-TBS無料
BSフジ
ショップ
チャンネル
2356.74MHz
QVC
ザ・シネマ有料
(スカパー)
WOWOW有料
(WOWOW)
2020/12/12433.46MHz
8KNHK BS 8K-2018/12/12471.82MHz
CS4KJ SPORTS 1有料
(スカパー)
2926.00MHz
J SPORTS 2
J SPORTS 32966.00MHz
J SPORTS 4
日本映画
+時代劇
3206.00MHz
STAR3126.00MHz
スカチャン1
スカチャン23166.00MHz

無料で見られるチャンネルが8ch(2019/9/以降9ch)と有料のチャンネルが9ch(2020/12/1以降10ch)の合計17ch(19ch)で放送されています。

利用されている周波数をイメージできるように図にしたものが下記になります。

では4K・8K放送を見るために必要な機器をリストアップします。

  • 4K・8Kのテレビ
  • 4K・8Kのチューナー(TVが対応していれば不要) ※1
  • 4K・8K対応のBS/CSアンテナ ※2
  • 4K・8K対応の配線・分配器等の室内設備 ※3

となります。

※1:最新型のTVではない場合は4K・8Kのチューナーが搭載されていないため必要です。

※2:同一周波数帯を有効に利用するために、従来使用していた右旋と言う電波の形式に加えて左旋と言う形式を利用しています。今までのBS/CSアンテナは右旋と言う電波の形式しか受信できないため、右旋と左旋両方の電波の形式に対応する新しいアンテナが必要です。

※3:アンテナから受信した信号には高い周波数ほどケーブルや分配器で信号が弱る(減衰する)性質が有り、上の表のIF周波数に書いた周波数の信号は一部を除きこれまで高いと言われていたCSのIF信号(1613~2053MHz)より高い信号を送る必要が有ります。それぞれのご家庭の配線や分配器、壁面のテレビ端子等の状況によっては信号が弱りすぎて映らない可能性も有ります。
特に古い配線や分配器、テレビコンセントは4K放送に対応していない可能性が高いので、配線のやり直しや機器の入れ替えが必要になる可能性があります。
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