命名登録:平成8年 土佐愛蘭会(1021号)
高知県高岡郡東津野村船戸(現津野町)の産。ずっと前から〈船戸の青〉と呼んでいた青花の希少品種! 平成8年に〈萬舌〉の銘で登録されています。「いろいろな表情を見せる舌点」という事なのでしょうか?
自生種として、いかにも出現率が低そうな珍品感たっぷりのキャラクターです。
栽培の難易度は高めで繁殖は弱い。そのうえ花も気難しいので「挑戦&修行」といったつもりで育てなくてはなりません。大袈裟ですが!
上の「花の見本」はかなりよく咲いています。しかし、下の「命名時の写真」は蕾が成熟していないうちに開花に至ったような感じで、まあ、とにかく被写体がひどい。いずれにしても輪数が多くつかないほうが良いと思います。
商品は中木2条に去年遅く出た新芽が、まだ成長中といったところです。
※プラ春蘭鉢5.5号植込み
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