命名登録:昭和54年 徳島寒蘭会(72号)
登録時の資料には高知県西土佐村黒尊(現四万十市)産と記録されます。
徳島県中部あたりで稀に見ることのある古い青花の名品です。三角咲き中輪〜中大輪。副弁の角度を正三角より少し上げる花姿。舌は形良く巻き、茶褐色の小点を散らします。
徳島寒蘭会の会誌(バックナンバー)に載っていたはずの写真が無くて、画像を準備できませんでした。「花の見本」は見つけ次第 載せるつもりでいます。
商品は見かけ2条立の成木株ですが、後ろの木は根が短く少ないので、今年の新芽を含めても1.5条相当と査定しました。
ちなみに津乃峰は阿南市に所在する標高284mの山で、頂上付近に津乃峰神社が鎮座しています。
※葉や株元の白い汚れは殺菌剤です
※プラ寒蘭鉢5.0号植込み |