命名登録:昭和60年 薩摩寒蘭連合会(310号)
命名登録品種の解説によると八重山(鹿児島県川内市)の産と記載されています。日本寒蘭史上、最も高価だった品種のひとつ。今では柄物の定番、普及品種です。
同じ葉芸の名品〈国宝〉にも言える事ですが、小苗から成木になるにつれて葉丈が長くなり、葉芸が単調になる傾向があるので、小苗〜中苗が見ごろだと思います。
花は青花基調、白縞の柄花です。特別なものではないですが、色合いを楽しむことはできるでしょう。
商品は古芋が付いた中木1条立。このサイズで珍しく花芽を付けている〈天山〉です。花芽から開花する過程を観察した後は、種木として育てていただけると幸いです。それから、少し葉に生理的な小黒点を打っていますので画像をご確認ください。
※プラ春蘭鉢5.0号植込み
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