210419-2 天元 ( 黄白・柄花) SOLD OUT ありがとうございました
 
命名登録:平成22年 土佐愛蘭会(1168号)
高知県宿毛市橋上町坂本西谷山の産。 金鵄系から選抜され、古くから〈チャボ紺〉の愛称で知られる、人気の中チャボ系品種は平成20年代になって、ようやく正式に命名登録されました。
金鵄系の特徴を充分に発揮したときは、白黄色花弁の先を桃紅色に縁取る綺麗な柄花を咲かせます。平肩咲きの中〜中大輪で、チャボ花としての特徴は見られません。副弁は下方に少し湾曲するクセがあるようです。
ただ、上記の解説や「花の見本」の被写体みたいな発色はよほどの条件がそろわないかぎり難しく、開花例のほとんどは花弁の色は薄緑を含み、柄の色合いにしても赤褐色にとどまっています。

〈チャボ紺〉というネーミングの元となった、よくハケた時に現われる葉の縁にかける「紺」は、完全に葉先まで覆われるケースは少ないでしょう。

葉をきれいに育てることを目指すには栽培の難易度は少し高いように思われます。

〈天元〉の小苗を載せました。葉先の切除と少しの葉傷みがあっても、根のコンディションは良好です。

※プラ春蘭鉢(直径15.5cm)植込み