高知県安芸郡東洋町の産。
赤花の区分では花弁の色彩が薄い部類です。平肩から正三角の中間ほどに咲く中大輪〜大輪。花間、花配り共に良好。花茎は中幹で葉上を抜きます。（2020年に咲いた花のサイズは9.8cmです）
流行りに巻き込まれることもなく、目立たずに引き継がれてきた品種です。現存する数が少なく、規模の大きな展示会でも複数の株が出品されたことなど、記憶にありません。
業者や一般のコレクターが知らない古典的な名花を栽培しているなんて、愛好家の醍醐味です！ ちょっと、あおり過ぎですかね？
花弁の色味がカギになるので、赤花の発色に適した作場をお持ちの方におススメします。
2.5条相当の中木株を載せました。