命名登録:平成5年 土佐愛蘭会(977号)
第二次寒蘭ブームの後期に登場して後、長く第一線で活躍し続けている有名品種です。
三角咲き、中輪サイズの緑花。 内、外弁の基部中央に紫褐色の線を入れます。
形の良い円舌は無点系の性格です。温暖な地域において無点の固定度はさほど高くありませんが、前面無点が成立したときは格別に魅力的な花になるでしょう。
有点に咲くケースのほとんどは、少量の淡い褐色の小点を打つにとどまります。
花の配置は理想的なもので、花茎は葉上に上がります。
葉は中垂れ〜中立の範囲に収まり、徒長することの少ない、広葉としては理想的なスタイルです。
完全に近い作柄の中成木株を載せました。
※プラ寒蘭鉢5.5号植込み
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