210407-1 昭雪 ( 桃腮素) SOLD OUT ありがとうございました
 
命名登録:昭和51年 土佐愛蘭会(634号)
愛媛県南宇和郡一本松町正木(現愛南町)の産。
素心系のカテゴリで、登録上は桃腮素になっています。花茎、花弁と舌、すべてが淡緑黄色に統一された平肩〜三角咲きの中輪〜中大輪花。日本寒蘭の基本形より少し異なる独特な趣が感じられます。腮(舌の付け根、エラの部分)に小さく暗紫紅色の染みが入るものの、奥に隠されていて、ぱっと見、外からは分かりません。また、舌の前面にぼんやりと淡い舌点が散らばっているのを、目の良い方なら気付くでしょう。
葉数が少ない傾向がみられますが、完成した株立ちの葉と新芽の豪華さは、新芽鑑賞会の青芽(素心芽)部門で他を圧倒できるほどです。 マイナス面をいうと葉先の弱いところが残念です。
同じ産地の〈新雪〉とは、類似点も多く、遺伝的な繋がりが見えてきます。

商品は中木〜中成木で構成される3条の株立ち。根のコンディションは良好です。
葉を切除した箇所が多いのは、ごめんなさい!

※プラ寒蘭鉢5.0号植込み