230809-2 涼羽系 (交雑種未登録) ¥5,000 SOLD OUT ありがとうございました
  
日向寒蘭連合会登録〈涼羽〉に代表される、種間交雑種の大規模な系統です。山播きの手法が用いられています。寒蘭と「寒蘭以外のシンビジウム」をかけ合わせた雑種をベースに、度重なる、(寒蘭との)戻し交配を行うことで、今では純粋な寒蘭との見分も付かなくなってしまいました。
「交雑種」という重大な事実
が伏せられ「高知県産」とか「単なる交配種」など、違った内容で市場に出ているので要注意です。

取り扱いは寒蘭としてではなく、以前に鹿児島県で発表された交雑種〈黄流〉と同じ様なカテゴリとお考えいただくのが妥当かと思います。
ただ、〈黄流〉の場合は「全く寒蘭には見えない」ので実害は少なかったようですが。

〈涼羽系〉の作出に関わった方々は他種シンビジウムとの交雑種を自然の山野に放つことの危険性を理解できなかったのでしょうか? 日本寒蘭にそぐわない正反対な価値観の人工交配をとり入れた結果が、最悪の形で現れていると言っても過言ではないでしょう。

「参考画像」上は〈涼羽〉無銘だった頃の画像。 下は〈黄流〉のものです。

商品は 交雑種〈涼羽系〉の苗木。 新芽の様子から金鵄系がペアリングされている可能性が高そうです。
葉の地合いや根の質を見ても、日本寒蘭の純血種と全く区別がつかないところに危機感を覚えます。
強く「警告!」の意味を込めてご紹介しました。「交配種」と「交雑種」の違いを充分にご理解ください。
とても寒蘭と名乗ることを許されるような代物ではありません。
未開花株なので花のレベルは分かりませんが、 もしどなたかお求めなら、展示会に出品できるほどの花が咲いたときなどは特に、内容を正しく伝えてくださるよう、ご協力お願いします。

※プラ春蘭鉢5.0号植込み