211023-1 輪雪 (準素心) SOLD OUT ありがとうございました
      
命名登録:昭和50年 日向寒蘭連合会(165号)
宮崎県東臼杵郡東郷町下渡川(現日向市)の産。薄っすらと他色を含んだ素心系、三角咲き中輪花。弁先の白い爪覆輪が魅力的。わずかに色を挿す刺毛素舌は中型サイズで素直に巻きます。花の抜けと配置は理想に近く、花の耐久性も抜群です。

覆輪柄の葉で幅広く、新芽の時期に極めて美しい。葉の寿命が短いのは特性なので、葉傷みについては受け入れるべきでしょう。3〜4年たっても葉先がちびてこないなど、まず考えられないことです。繁殖が乏しい品種ならば普及以前に、まずは絶種させないよう努めましょう。

系統的にみると〈大白林〉に覆輪が入ったようなものと捉えて、ほぼ正解ではないでしょうか。

商品は2条立に新芽が6〜7割ほど成長した成木株です。 近年このレベルで根の仕上がった〈輪雪〉を見たことがありません。

※殺菌剤でシールドしているので葉が白く汚れています
※プラ寒蘭鉢5.5号植込み