〈力和〉は〈一酔〉に付いている「もう一つの名前」と思われた位が、ちょうど良いのかもしれません。それは、両者にわずかな違いがあったにしても、既に「〈力和〉株」と「〈一酔〉株」が混ざってしまっていて、2つを正確に見分ける人が居ない事が理由です。
今回ご紹介の商品は〈力和〉として、しっかりしたルートを経て入手された愛好家さんが、長年育てられてきた株で、何度か上作の花を咲かせているのでご安心ください。
大きな成木株を載せました。
※プラ寒蘭鉢5.5号植込み
〈力和〉とほぼ同じなので、以下は〈一酔〉の解説です――
〈一酔〉
命名登録:昭和62年 日向寒蘭連合会(374号)
青花の平肩咲き巨大輪、葉は大柄でやや肉厚。 一般的に大型の青花は高い完成度を期待できないものですが、この品種はいやな癖もなく良花の基準を満たしています。
資料には尾鈴山系の産とあります。
|