230406-2 紅玉 (赤花) SOLD OUT ありがとうございました
 
命名登録:平成24年 阿波寒蘭会(277号)
徳島県海部郡海陽町宍喰浦の産。 肉厚短弁、極めて大きい舌が特徴的な平肩咲の赤花。 3〜5コの大粒の舌点は、一つにまとまってハート型のベタになることが多い。
「〈海部紅姫〉系統」の最高峰なのに、長いあいだ無銘のまま未登録、近年になってやっと命名登録に至りました。 私は昔から〈紅姫チャボ〉と勝手に呼んでいたので、〈紅玉〉の名に慣れるまでには、少し時間がかかるかもしれません。
「自然種で赤花の短弁種」といった括りでいえば、これほどの素材はそう多くないでしょう。優れモノで、そのうえ珍品。普通の(平均的な)花時期ということは加温設備の助けも借りずに済みます。
良いことずくめの〈紅玉〉ですが、木を大きく仕立て過ぎると、品種の長所を損ねてしまうのでご注意を・・・できるだけ大成木なんかにならないように調整しましょう。

1枚の葉のみに生理的な黒点の傷が見られる4枚葉の成木に、新芽が展開中の種木を載せました。サイズをコントールしている途中の段階です。

※プラ寒蘭鉢5.0号植込み