211124-1 孤舟 (青花・覆輪葉) SOLD OUT ありがとうございました
 
命名登録:昭和54年 日本寒蘭会(132号)
〈球磨川〉と同一品種で、青花の名花として広く知られている〈孤舟〉!  花茎の抜け上がりや花配り、花の耐久性に優れます。 現在の審査傾向に適合した品種と見るのが正解でしょう。
基本的には一文字型の花ですが、力強く花弁が広くきたときほど副弁の角度を下げる傾向にあります。 つまり、花弁が痩せたときは一文字型になりやすくて、良く咲かせた場合には一文字型と三角咲きの中間ぐらいに落ち着くことが多いようです。(注 それでも、花姿に手を加え一文字型に整えるケースもありますが)

葉は地味な後冴えの覆輪柄。 長い葉は、上手く作れば素晴らしくも、荒らしてしまうととても面倒な事この上ない。 〈孤舟〉の場合は誰もが花のみに注目しがちですが、 葉姿をまともにキープできるかどうかを栽培上、最も力を注ぐポイントとすべきではないでしょうか。

商品はわりと大きな4条立の成木株。新葉2条は成長中です。一番後ろの3枚葉を主体に、葉の折れている、もしくは折れかけている部分が複数確認できます。主な2箇所の画像を載せたので見てください。「其の1」は中程度、「其の2」は軽微な損傷にとどまります。ビニタイでの補強がなくても悪化していないのでそのままです。
葉と比べて根の発達が不充分だから、私のところで根を伸ばしてみようと決めました。予約を入れてくださるなら、来年の5月〜6月過ぎてからお譲りするというかたちで如何でしょう? 価格は据え置き、お支払はその時点で結構です。

※プラ寒蘭鉢5.5号植込み