230401-1 金閣宝 (葉芸) SOLD OUT ありがとうございました
 
命名登録:昭和53年 寒蘭柄物全国連合会(3号)
高知県須崎市吾桑の産。覆輪芸の銘品〈南国〉が変化してできた品種、従来の覆輪に後冴の縞柄が加わることで劇的にグレードアップしました。
東洋蘭の前提「自然種とその変異種」の変異種に該当する条件を満たしています。〈南国〉の柄性が極めて安定していることを考えると、この事象が栽培過程に起きることなど奇跡的な確率であったに違いありません。

花は基本的に〈南国〉です。弁先に少し覆輪をかける青花の中輪三角咲。派手な柄が入る事で、少しでも色味が変わっている可能性が全くないとは言えませんが。縞柄の性質が後冴なので、花色への影響は限定的だと思われます。

柄の出来と株のサイズコントロールが、程ほどに上手くいっている〈金閣宝〉4条立を載せました。古木を除いた新しい部分で葉先を1箇所だけ切除しています。ただ、これのみが残念です。
まだ地味な新葉は成長しきる頃になると、柄が明瞭に浮かび上がってくるでしょう。


※プラ春蘭鉢5.0号植込み

 
 
 
基本的に〈南国〉の花が咲きます。
青花の中輪三角咲です