240717-1 川登(チャボ系素心) SOLD OUT ありがとうございました
      
命名登録:平成4年 土佐愛蘭会(952号)
高知県四万十市川登(旧中村市)の産。 素心花中輪、三角咲。チャボ花の性質を備えます。
この花容とよく調和した、ツヤのある濃緑のチャボ葉も含め、総合的に完成度の高い名品です。
丈夫な印象の葉に対して、根は少し気難しく感じられるかもしれません。

花が分かっていない幼苗の頃から「川登産の素心芽チャボ」として注目されていた品種です。初花確認後15年以上を経過して登録に至りました。 寒蘭の有名な自生地である「川登」を 品種名にしたのが紛らわしいと、当時は不評なネーミングだったようです。 言わば、払越産の品種に〈払越〉と名付けるのと同じことですからね。

〈川登〉の中成木株を載せました。葉姿が荒れているので、この後は丁寧に管理していく必要がありそうです。今年の新芽がきれいに展開すれば、見た目が相当に良くなると思います。
現在の評価は「中成木2条立に新芽付き
」といった感じでしょうか。

※プラ寒蘭鉢5.0号植込み