新芽にハケが出る場合が多く、時おり曙柄や先刷毛を残します。
葉立ちの割に大きな花を咲かせることは「花の見本」より、確認できると思います。
小振りな葉の品種で、平均的な寒蘭の「大きめの中木」にあたるサイズで十分な成木です。
繁殖力が弱く、一度に複数の新芽を出さない性質から、広く普及するには長い年月を要するでしょう。
1990年代前期の話になりますが、入手先は東洋町に住む半プロさんです。5、6条立の中苗に咲いた花の資質に感心させられたものでした。 株全部を購入するつもりが叶わず、3芽にとどまったことを考えると、枯れていない限りは、どこか、私のルート以外に存在しているはずです。
3芽相当の小振りな中苗を載せました。この品種のご購入は、人工交配(山蒔きを含む)の行為者さんはご遠慮くださいませ！
※プラ春蘭鉢5.0号植込み
