211126-1 緋の舞 (赤花) SOLD OUT ありがとうございました
 
命名登録:平成2年 土佐愛蘭会(917号)
高知県幡多郡十和村十川(現 四万十町)の産。色出しに気を使わなくても発色する、質の良い赤花の広弁・広舌、三角咲、中輪〜中大輪サイズです。
中立葉ということもあり、伸び上がって咲いたときでも下部の花2〜3輪が葉と交わります。「花の抜け上がり」については良い評価を得られなかった〈緋の舞〉ですが、ちゃんと見てあげたら、優れた点の多い、魅力的な品種であることに気付かされます。 「葉と花の共有している空間」があっても悪い構図とは限ません。
気に入らないところをディスってばかりじゃなくて、自然種それぞれの特性を尊重してあげましょう。 東洋蘭の理念は最初からこういったものなので。
・・・なんて、言ってる本人がキビしくツッコミを入れたりしますから・・・まあ、反省ですね!


商品は4〜5条立相当の成木株。葉先の傷と切除箇所が目につきます。今回の花は新芽と力を分け合ったのか、ずいぶんと低い位置に咲きました。 それにしたって、舌点の分量が多くベタ舌のような仕上がりも素敵ではありませんか。

※殺菌剤が付いているので葉が白く汚れています。
※プラ寒蘭鉢5.0号植込み