211107-1 白鳳 (刺毛素) SOLD OUT ありがとうございました
      
命名登録:昭和8年 土佐愛蘭会(2号)
高知県高岡郡佐川町斗賀野西山の産。
土佐寒蘭の歴史的名花で、淡緑色の花弁をした刺毛素、正三角より肩を上げた三角咲中輪です。 現在の感覚からすると青々花とした方が適切かもしれません。
同系である〈銀鈴〉との相違は舌点の色が極端に薄いことで、それは一見して判ります。
青々花主体の〈銀鈴系〉にあって唯一、素心系(に含まれる刺毛素)として登録されている〈白鳳〉は素心系の評価が高かった往時には、やはり特別な品種だったのでしょう。

内外弁の先端が反り気味なところは、少し手を入れてみてください。ただし直し過ぎないように願います。その品種を正しく鑑賞するためには、ちゃんと花のクセを残してあげることです。

4条立の成木株を載せました。


※殺菌剤が付着しているので葉が白く汚れています
※プラ寒蘭鉢5.0号植込み