191231-1 玉輪 (青花) SOLD OUT ありがとうございました
 
ほとんど誰も知らない青花の銘品、チャボ花ともとれる肉厚花弁の三角咲き、舌は半巻きの状態を長く維持します。
土佐愛蘭会の古い会誌(昭和の時代のバックナンバー)に掲載されている長崎支部のレポートを飾っていた一枚のモノクロ写真(素晴らしい花でした!) に惹かれ、2006年に〈玉輪〉を見せていただくため、九州への出張を兼ね長崎の愛好家さんを訪ねたことがあります。当時のわたくしチャレンジ精神旺盛でしたから「珍品!」のフレーズに好奇心が刺激され、3条立になりきっていない中苗を迷うことなく購入しました。
自分が育ててみて「こうも繁殖力が乏しいと希少品種であるのも当然だ!」と思ったのと、それに「今までに三度咲かせた花は、かつてのモノクロ写真に到底及ぶレベルではなかった」ことを白状しますね!
今回「花の見本」として使いたかった、そのモノクロ写真は見つからず、掲載できないのが残念です。もしかしたら、会誌そのものを十数年前、引っ越しした際に紛失しているのかもしれません。

商品は成木に近い中苗2条立。後ろの古芋はしっかりとした根も付いていて成長の助けになるはずです。

※プラ寒蘭鉢5.0号植込み