200411-1 極楽鳥系特上(更紗ベタ舌・未登録) SOLD OUT ありがとうございました
 
八咫烏系という大きなグループの中で、厚葉・肉厚花の特徴を持つものは〈極楽鳥系〉として分類されます。今回ご紹介したのは〈極楽鳥系〉の最上級。この系統でこれを超越する品種は存在しないでしょう(ただし、人工交配のようなウラ技を使われた場合はこの限りではない!)。普通の〈極楽鳥〉と比べて舌が豊満で、ベタ舌の固定度も優れています。早い時期(私の地域で11月上旬まで)に咲けば、弁先に本来持っている青更紗の要素が加わり、複雑な色彩を見せることも少なくありません。

以前、記録を疎かにしてこの品種の花画像を残していなかったことが悔やまれます。仕方がないので、替わりに平均よりちょっと優れている〈極楽鳥系〉を「花の参考写真」と致します。

商品は大切に育てられた健康な苗です。

※プラ春蘭鉢5.0号植込み


下は〈極楽鳥〉の解説です。参考にしてください。

〈極楽鳥〉
命名登録:昭和55年 土佐愛蘭会(725号)
高知県室戸市吉良川町の産。八咫烏系の中で、厚葉&肉厚花の特徴を持つ品種。鳶色が基調の花で更紗としては色線が不明瞭な部類に入ります。
全盛期に「濃紅褐色ビロード風」と表現されていた、優れたベタ舌がセールスポイントです。