徳島県在住の知人が2000年頃、高知県西部の産ということで入手した、中チャボ系の覆輪芸です。
この品種の情報は交錯していて、産地も特定するに至りません。もしかしたら、何処か(九州あたり)で登録された銘品の可能性もあると思います。
短葉性、後冴えの深覆輪柄。新芽が成長しきってから徐々に柄が浮き出るタイプです。
中チャボ系といっても小型種の要素は少なく、豪華な大葉に育てることも可能です。
花は船底舌の特徴を持った青花中輪、展示会に使えるレベルだったように記憶しています。
チャボ葉の良さを充分に発揮した小苗を載せました。葉芸としてのみ見るには、新しい2枚葉に覆輪の浮かび上がった時点で、ほぼ完成品といえるのではないでしょうか。
※葉や株元の白い汚れは殺菌剤です
※プラ春蘭鉢5.0号植込み
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