命名登録:平成14年 日向寒蘭連合会(569号)
広弁平肩 大輪サイズの青花。大型で形の良い舌の先端部から中心にかけて、しっかりとした赤くて綺麗なベタ状の舌点を配します。実力からすれば〈大吉〉の上を行く花などそう簡単には存在しないでしょう。しかし、花の出来不出来の差が出やすい方で、力が発揮できなかった場合のほとんどは蕾の時期の生育が足りないことで起こる花弁の揺れによるところが大きいようです。
日向寒蘭会花展での優勝を機に命名登録された品種です。
繁殖の良いタイプではなく、葉先が弱いこともあって株数が増えず。順調な普及は難しいかもしれません。
元の所有者さんが言われていたそうなので、高知県の産だというのは、ほぼ間違いないでしょう。最初に取り出した業者さんには。産地について詳しいところまで詰めて欲しかったと思います。長い年月が経っているので、もう調べようがありません。
2.5条に相当する中成木株を載せました。
※プラ寒蘭鉢5.0号植込み
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