211116-2 広葉の青八咫 (青花ベタ舌) SOLD OUT ありがとうございました
      
室戸市吉良川町の産。八咫烏系において青花の出現率は低く、その昔、青八咫の優品は羨望の的でした。
今回ご紹介したのは青八咫のなかで最も広葉の品種です。このタイプには、無銘として扱われているものや〈七福神〉〈黒雫〉などがあり、これらは類似、もしくは同一のものと思われます。環境条件による花の出来、不出来のギャップによって、実質以上の差が感じられるだけかもしれません。

「花の見本」は同一株(の株分け)のもので、2017年と2015年の画像を載せています。今まで私の作場で咲いた〈広葉の青八咫〉では2017年の花が文句なし一番ですね。

商品は3条立の成木株。今年載せて売れずにいたのを再登場させました。花は例年と比べて特別に良くない訳ではありませんが。葉を(特に後ろの2条)立性
にしたのがいただけない! これだと花と葉がケンカをしてしまいます。少なくとも一番前の葉姿には育てたいものです。立性が極端に出た事については・・・新葉が広がらずに(葉の)断面がV字になると、構造的に垂れることができず立性になります。これは、紙切れに折り目をつけるとイメージ的に分かりやすいかもしれません。

※殺菌剤が付いているので葉が白く汚れています
※プラ寒蘭鉢5.0号植込み