221220-1 エンコ山の青 (未登録青花) SOLD OUT ありがとうございました
 
高知県宿毛市平田町の産。 採取場所近くにある、産廃業者さんの使用している区域「エンコ山」が名前の由来です。
舌点と花弁の色線はセピア色で統一されている「渋さ」がウリの青花。中央部が広い花弁、形の良い大舌といった特徴を持つ大輪系。どことなく大物食いの雰囲気を感じさせます。
10年ほど前だったと覚えますが、この品種は徳島寒蘭会花展において、搬入の際、出品者が花茎上部を傷めて(折れて)、結局は果たせなかったものの、総合優勝の最有力候補まで上り詰めたことがあります。このときの出来は、花茎が充分に上がり、わずか花間が狭い部分があったにしても、しっかりと花配りがいきとどいたものでした。

「花の見本」(2022年)の被写体は、花茎が曲がり、十分に伸びず、輪数も付き過ぎで、完全な出来とは言えませんが、一輪ごとの花に能力の高さをうかがえます。

成木の3条立を載せました。

※プラ寒蘭鉢5.5号植込み