250416-2 茜錦 (黄葉・桃紅花) ¥18,000 SOLD OUT ありがとうございました
 
命名登録:平成22年 阿波寒蘭会(272号)
高知県安芸郡東洋町野根の産。
和ろうそく みたいに鈍いツヤ感をした、色素の薄い葉芸品で、一般的な黄葉(黄金葉)と一線を画します。 野根産に限らず、かつて採取された苗の中にも、このようなレベルで色素が乏しい品種が無かったわけではありませんが、育たずに枯れてしまったり、栽培できたとしてもジリ貧の状態に陥り、まともな株立ちになっていないケースがほとんどでした。ところが〈茜錦〉の場合は、葉の寿命が10年を余裕で超えることが確認されています。
下の「参考画像」は9条立の株ですが、せいぜい1年に1つの芽出しのペース。これまで新芽をlサボったことが2回あるので、11年を要している計算になります。
繁殖が弱いのは「光合成の経営状態」が悪いので仕方ありません。

花は紫色を帯びた桃紅花、無点系の性質を持っているようです。
「花の見本」は阿波寒蘭会の会誌(バックナンバー)よりお借りした画像。 被写体はかなり良く咲いているほうだと思います。

3条立の苗を載せました。 表土の下にはふくらみ始めた芽あたりが付いています。


※プラ寒蘭鉢6.0号植込み