ロケットストーブ2号


   制作中経過

  (すいません!制作に夢中になり、あまり写真を写していないので・・・)

  吸排気口などの穴をあけ、基本的な溶接を終えたところです。
 外形は、1号機と変わりません。この段階までは・・・。
 ここまでに、1号機と異なる形状を加えたのは、①炉の内部 ②炉の薪投入口の拡大 ③灰出し口と吸気口の位置です。
  細かな点では、炉とヒートライザーの接続部分の構造で、これにより2つの装置が近接し密着性もあがりました。
 右の穴が排気口で、左の蓋がしてある部分が灰出し口です。

  この後、ダンパーを付けた吸気口と、これもダンパーを付けて排気口をもう一つ作ります。
 それから、炉の部分などに細かな部品を溶接します。炎や煙亜が炉から出ないようにする工夫です。
 
 プロパンガスのボンベが錆びていますね。
  

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ロケットストーブ2号燃焼 初回

 ヒートライザー内部の保温構造は完成していませんが、排気の引き方を実験するために、初めて炉に火を入れてみました。
細かく割った薪を入れ、火を付けるとすぐに引きは始めました。薪をいっぱいに詰めると、炎はたちまち炉いっぱいになりました。
 炎は炉口から出てきません。成功!
すると、プロパンボンベの表面から煙が立ち上ってきました。特に、炉の内部の2重構造の部分から出た煙は、焚き口から外に出てくるではありませんか。
 失敗! うわ!これまでの試行錯誤は何だったんだ。

 次の日、再テストしてみる。

 すぐに着火。炎はヒートライザーに吸い込まれていく。温度はだんだんと上がり炉全体に炎が行き渡る。少し塗料の燃えるにおい・・・。
しかし、焚き口から炎も煙も出てこない。
やった。昨日の煙は初めての燃焼で塗料が一気に溶け燃え、炉の2重にした部分の塗料までも高温でとけて煙となって外に出たのだ。
その後の試し炊きでは煙が焚き口から出てくることはなかった。


 ヒートライザーの保温構造を丁寧に仕上げ完成。

 炉の口を大きくしたことで、大きな薪が楽に入るようになり、燃焼もゆっくりと長く燃えいるようになった。
 改良は大成功に終わった、
 暖炉の側でうたた寝をしても、薪が燃え尽き寒さで震えて目を覚ますことも少なくなるぞ。

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