二人連れ

某月某日、夫婦では初めてのコンサートに行ってきました。
 私は2回目なんですが、妻は初めての
井上陽水のコンサートです。
四万十市文化センターというもう建てられてから何十年も経った古い文化ホールでの開催でした。

 その前に私の青春時代にさかのぼりますけど、
中学・高校とフォーク全盛期の時期でして、
井上陽水・吉田拓郎・かまやつひろし等数えたらきりがないくらいのフォークソングを聴き、
見よう見真似でギター等を持ち小さい会場などで歌を歌った事でした。
 その時期に
井上陽水に少し没頭した事もあり、
また
井上陽水の親父さんの里が隣の土佐佐賀という所の出身であった為に、
一度佐賀の体育館でコンサートを開いてくれた為に見に行って感動した事が思い出されます。
 もう一度、
陽水の生歌を聞きたくて高知の上田くんに骨をおらせましたが感謝しています。
 
上田くん、ありがとうね。m(__)m

さぁ〜待ちに待った開演です。
 おっぉぉぉぉぉ!!  三十数年前のあの時はアフロヘアーで普通の人の3倍くらい髪があったのに
、その姿は無残にも無くなって額が非常に広い
井上陽水が目の前にいます。
 今回は弾き語りという事もあり話ながらの演奏なのですが、語り口調は同じでした。
演奏が始まりました、何とまぁ〜何十年の思いがこみ上げてきます。
 今、流行の歌等も良い歌はいっぱいあるのですが、
やはり昔の没頭していた歌等を聞くと、熱いものがこみ上げてくるもんなんですね。
 そんな感情を最近とんと忘れていた事に気づきました。
良い音響設備のせいもあると思うのですが、昔ながらの今も衰えていない、
その声量には圧倒されてしまいました。

 今の若い世代の人達には知らない曲ばかりだと思うのですが、
傘がない・夢の中へ・東へ西へ・・心もよう少年時代から小椋桂白い一日まで
色々な曲を歌ってくれたのですが、
やはり一番の心に残るのは
♪都会ではぁ〜自殺する若者が増えているぅぅぅぅ〜♪
傘がない
を聞いた時は懐かしいのと
やはり自分は随分年をとったなぁ〜としみじみと感じた事でした。

あらためて周りを見ると、やはり同年代からまだ随分上の方まで見に来ています。
あまり若い世代というのは見えなかったですね。
あまり歌を歌う機会も無くなり、カラオケでも年やからという理由で演歌等を歌っていますが、
やはり自分の若い時の歌は聴いても違和感なく心に染みてくるものなのですね。

もう厄も過ぎ、昔の武士の頃なら寿命の年代に近づいてきましたけど、
年を取ってもやはりフォークソングで育った自分はフォークソングが好きなんやなと思った事です。
子育ても終わり、もう今は孫の機嫌取りに没頭してる自分がいます。

たまに女房も旅行には連れて行きますけど、コンサート等は初めてだったようで、
今回はどうしても見に行きたいと自分からはあまりそんなに強く言う事はないのですが、
本当に見に行きたかったんでしょう!!
隣で盛んに1曲・1曲が終わる度に拍手していました。
女房には今までやさしい言葉もあまり掛けてやる事もせず、苦労ばかり掛けてると思います。
それでも文句を言う事もなくやってくれています。
子育てもほとんど女房にまかせっきりにしていた様な気もします。
カッコイイ事を言うのではないのですが、自分は1回でも見てるので、
今回のコンサートは女房が見て、喜んでいた事が隣で見ててうれしくなりました。


子育てとかなりふり構わずやって来た事に今回のコンサートはお礼ではないのですが、
もう少しやさしい事をしてやらないといかんなぁ〜と思いました。
今からは少し女房孝行をしてやらねば・・・・

今回の言い放題は自分が素直な時の思いを書いておこうと思い書いたのですが、
こんな事も書けるのですよ!!


真面目文で申し訳ない(#^.^#)


私事で申し訳ないですが、読んでくれてありがとうね。
m(__)m





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