第3者的見地から!


その日はまだ夜が空け切らぬ9月23日の早朝から始まった!
 その日は総勢6名の猛者??達を連れての釣行に行く日でした。
港へ4時半に行く、何時ものようにみんな集まって思い思いの仕掛けの準備・雑談などを交わしているのだった。
 おはようと挨拶もそこそこに出港の準備をする為に船へ、エンジンを始動して構えをしていると・・・グワァ〜〜〜!
いるはずが無いと思っていた人がいるので、腰が抜けるくらいの驚きである。
普段無口な人がヌボーと現れると幽霊そのものであり恐ろしいものである。  高知の兄弟子だった!

気を取り直し、5時前に出港である。
この前からのウネリ等がある為、今日は足摺近辺を攻めてみる事を前日に決めていたのである。
 出港から一応1時間前後で着くので今日は寝る間はないよと、みんなに言っていたので、みんな思い・思いの事をしてくつろいでるようだった!
  ”うん??後ろで雑談している二人を見ると・・・なっなんと大酔いする池川のトドくんすぐに寝る厄前の高知のおんちゃんが話し込んでいるではないか??
  大丈夫かなぁ〜?と思ってたら足摺近辺に到着です。

さあ〜やるよ!!
みんな朝一は誰でもやる気マンマンである。
 操船してて、しばらくすると、みんなの視線が後ろを向いているではないです?
んっ?どうしたんだろうと思い後ろを振り返ると・・・・!←(ビックリマーク)
 あろう事かなっなんでぇぇぇぇ???
高知の厄前のおんちゃんがロッドを曲げているぅぅぅぅぅぅ??
 その時に我が目を疑い、よく目をこすりもう一度深呼吸はしたかな?(^^)
見てみるとやはり曲げているではないですか???
 心の中で自分に対して、これは嘘だ・嘘だの問いかけを何べんした事か??

この高知の厄前のおんちゃん、普段は釣りに来ても、若い嫁を貰った関係か何時も寝不足ですぐに仮眠室へ引き込んでしまう人である。
 まぁ〜本人は若いと思っているかもしれないが、毎晩度が過ぎるのではないかと常々私も心配しているのですが、本人は目の下に熊を住まわせても平気な事を言っている!(^^)
まるで下半身でものを言う人物である

  それが現実に魚を掛けているのである。
周りの者からみると、それは非常に驚嘆の出来事なので!
 映画で見た海が割れて人が進める、そうモーゼの十戒のごとく不思議な現象なのである。
かくいう私もその前まで、彼の事を”ホーボー・ホーボー”等とからかっていた人物なのである

でも、ふと我に返り”そうよ”!
 あがる訳がない!絶対逃がす!
ぬっんんんんああぁぁぁぁ!

 揚げたぁぁぁぁぁぁぁ??それも足摺近辺にしてはデカイ!
足摺で・・これを六と比較すると六で20kgを揚げたに等しい等と心の中で密かに思い、口に出してはいかん・いかんと何べんも心で思う!
 周りの喧騒とは無縁のように本人はニコニコして平然としているが、グァッハハハハ!(^^)
君のその小刻みに震えてる手を船長は見逃してはいなかった!

このむっつり(^^ゞ

 本人は盆と正月がいっぺんで来た感覚であろう!
あ〜〜あ!来年の正月がこれで君に訪れる事はないだろう?←そんなこたぁ〜ないか!(^^;
とにかく良かった・良かった!
それからしばらくはモンズマ等も釣り彼の怒涛の攻撃が続いた!

第2章も彼が主役だった。
足摺から少し入って臼バエの近辺での出来事である。
 少しアタリが遠のいたのでリラックスをして操船していると、またやたら前の方が騒がしい??

んっ?どうしたんだろう??

前から順番に、池川の野糞くん・池川のトドくん・民宿のおんちゃん・高知の兄弟子・散発屋さんが並んで釣っているのですが、一人足らない!
 どうしたん?覗きこんだ時に騒がしい理由は理解できた。
民宿のおんちゃん・池川のトドくんには非常にむごい仕打ちが押し寄せていた。
 そうです。
船の船底真ん中から黄土色の悪魔が彼達のPE目掛けて突き進んでいます。
 それをあろう事か一番まん前の”池川の野糞くんが彼達の行き先をとうせんぼしているではないですか!
これこそ彼達には”後ろから肛門の毒汁・前門の池川の野糞”の攻撃が整ったのです。
 逃げ惑う彼達のPEへ容赦なく今にも襲い掛かろうとする悪魔の襲撃をかわそうと、私は間一発で前進に入れ前へ進み彼達は事無きを得たのでした。
 彼達の安堵の表情とは対象的に、高知の兄弟子・散発屋さんのPEが少し黄色の色がにじんだのはいうまでもない
その時に私の中の悪魔が目覚め、高知の兄弟子がどうしたんじゃろ?というような顔をしていたが、喉迄出掛った声(兄弟子、そこへ流れて行ってるよ)を悪魔が押し込んで殺してしまいました。(TT)
その時の気持ちを素直に・・・君は足摺近辺の魚を死滅さす気かぁぁぁぁ!!

さてさて、みなさん第2章の登場人物を確認して下さい!
 誰かいませんね?
犯人はおわかりだと思います。(^^;

そうこうしているうちに場所変えです。
移動中には今回は前回のように池川のトドは見えませんでした。
君のトドが見えないのは、クリープを入れないインスタントコーヒーみたいで残念です。
気を取りなおし
 ヒラメを狙ってみようとの事で行ってみました。
やってるうちに前の池川の野糞くんが、しまったぁ〜とこちらを向いてるではないですか?
それも私に悟られまいとして、すばやく隠そうとして!
 ふふふふふ(^^)!
 俺は君がやっている一部始終を見ていたんだよぅぅ!!
心の中の鬼が少し目を覚ましました。
 ”アホー!何しちょるんや!ええかげんにさらせー!猿の○ん○りと一緒じゃないかぁ〜、何べんも同じ事をして君に折角一年に1回のアタリを!
と心の中で津波のように押し寄せてくる声との格闘に少し胸が痛みました。
少し声に出していたかな??

この彼、普段でも私が色々なPEについて助言をしても、何々が良い等とほざいていたのですが、前回に続いて連続高切れには堪えたのでしょう!
 あれからは人が変わったようにダメダメと言っています。
 まあ〜、人間は痛い目に合わないといかんのかなぁ〜??

それと彼については、吸血鬼のごとく彼のドジを探している輩もいるので、2倍の痛手になってるようです。
 現にすぐに電話が掛かって来ていましたから、私の口からは言えんので直接聞いてみたらと言っておきましたが、本人が直接しゃべったようでした。
  ん〜〜ん?吸血鬼が讃岐の美容室経営者とは口が裂けてもいえません!(^^ゞ

とまぁ〜、これが23日の概要なのです。
長編になりましたが、真実を伝える為にはしようがない事なのです。
ノンフィクションに付き一切の苦情・文句は受付ません!


PS、

    黄色い悪魔の生産者が港で二度目を産み落とした事を付け加えておきます!



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