シリーズ外
白川にて F20
はっきり言います。世界遺産は、はりまや橋のような「がっかり」でした。白川郷はともかく、白山周辺の山や木は知る限りではありますが、私のベスト3に入ります。
5月連休の白川です。6月上旬に白山周辺に行くことが私の夢です。
春の海 F60油
四万十エリアにふさわしいような題材ですが,仁淀川そばの田んぼです。春,田植え前にはどこの地方でも見られる「海」です。いつか地平線まで続く「海」を描いてみたいと思っています。この60号は一週間で描き上げました。↓は水彩版
瓶が森に朝 F20油
もう昔に思えるほど前に、石鎚山近くの瓶が森でキャンプをしました。
そのころの朝の情景です。夏、笹の緑と針葉樹が光る様は、すがすがしい空気とともに、心をまっさらにしてくれます。その気持ちを込めた絵です。(手元には残っていません。)
大山初秋−ススキ2− P8油
よく、富士山と勘違いされますが、鳥取の大山です。大山は見る方角によって形が大きく違います。こちらは南西に当たるでしょうか。雪が積もっているかのように見えるのは、崩落の激しい土砂の色です。山らしい山で、私も何度か登りました。私は春のブナの新緑が大変好きで、近ごろは北陸にまで行ったりします。そのきっかけが、ここのブナ林でした。
大山初秋−コスモス F30油
先のススキの絵と同様に極めて薄塗りを試してみた作です。
下地にはジェッソを厚塗りして、先にマチエールを作った後に、油絵の具に溶き油をたっぷり付けて、水彩のように引っぱりました。細かい絵ですが、時間は掛けていません。特に、手前の草むらは、一筆書きです。川のように見えるのは、ネギ畑。
コスモス 1 F6油
コスモスは、その綺麗さを表現するのが難しい花です。いっぱい咲いている風景にゆさぶられることが多いのですが、いっぱい描くと、漫画のようになってしまいがちです。その花を引き立てる描き方を考えることが必要です。私は透ける光を選びました。